生徒に嫌われる・大変だからと先生が逃げない!
宿題を多く出したら嫌がられる・・・勉強方法・取り組み方・暗記方法をやり直したら・・・生徒一人ひとりと向き合い必要なことをしっかり指導していくことが大切だと信じています!
生徒たちとともに勉強するようになってもう27年が過ぎてしまいました。
子どもたちを取り巻く環境が大きく変わってきたことも事実ですし、入試の仕組みや通知表の付け方も変わってきたことも事実です。
私の根本はいずれ成長した子どもが自分の力で歩み、ダメなものはダメ・良いものは良いと正しい判断ができるようになり、大切な自分の世界を築いて欲しいと願うことです。
父母の方よりご指摘・お叱りを受けることがあります。「塾ですよね?」成績を上げてくれればそれでいいですから、生活態度の注意や将来の話は大きなお世話です。と・・・
成績を上げていくにはやる気を出させてあげること。
まずほめること。絶対に必要なことです。
いつかやってくる叱るとき!先生に必要なのは生徒の性格・環境をどれだけ知っているかということです。信頼感です!
1人ひとりの生徒に教え方も違えば・ほめ方・叱り方も違います。(大手塾はマニュアル)
10段階に分けて考えてみましょう。
得点も10点ずつ10段階(100点満点)だとします。
1~3 学習の始まりはほめる事からはじまります。
まずはやる気を出させて、勉強が嫌にならないように指導します。
3~5 ほめるだけではミスがなくなりません。注意が必要になります。
注意されたことを守ることで、少しずつ自分の力で解ける喜びを感じられるように指導します。
5~7 基礎レベルでのミスが少なくなりなす。次は応用レベルにチャレンジです。
ここで解からない?が多く出てきます。
説明→理解→自分で解く→やり直し→また練習とこの段階が一番多くの勉強時間が必要ですし、乗り越えるのに一番困難な壁になります。
ここではほめる・注意する・叱る・ことも必要です。
7~9 基礎レベルのミスはほとんどありません。
応用問題をたくさん解いて、解ける問題パターンを増やしていくたけです。
このレベルまでくれば問題を解く楽しさ・充実感が出てきます。
この段階では自立学習が成立しています。
9~10 次につながる問題を的確に用意してあげます。
この段階では応用問題の手助けより単純な問題にミスがないように指導します。
(英語)
解答の答え合わせの後にポイントがあります。間違えた問題の設問英文を1回、解答英文3回をその場で書きます。
設問が日本語の場合も設問日本語を1回、解答英文を3回書いて練習します。
単語の覚え方は発音しながら書いて練習しますが英文も同じです。
書くことで英語を身近なものにしていきます。
(数学)
正しい計算の進め方・途中式の書き方を徹底します。
図形や関数などは新出内容・性質を授業中に覚える時間を取ります。
その後に必要な演習→説明→直し→演習と徹底して自分の力で解けるまで練習を繰り返していきます。
塾では短時間で必要な内容を理解できるように工夫して指導します。
(国語)
学校内容と読解練習を平行して進めます。
読解練習では短文練習で指示語や内容把握など細かい単元で練習し総合問題へと進みます。
中学3年生でも苦手な生徒は中学1年生レベルから始めてスキルアップしていきます。
(理科・社会)
はじめに基礎基本に必要な内容 を一問一答形式で、問題を読み答えを書く作業を最低3回徹底して繰り返します。
繰り返した内容をテストして、誤答を再度3回やり直し、チェックの演習問題に進み、再度誤答を最低3回やり直します。
確実に成果が出ています。全く考えられなかった問題や学習単元でも6割以上の正解が出ています。
一問一答形式では8割近くの正解答が出せています。
近年の入試傾向は都立志望の人数が急激に増加し都立合格が狭き門になっています。
さらに長引く不況に加えて東日本大震災が起きてしまい、今後さらに都立志望者が増えることが予測されます。
学校では土曜授業の復活や、ゆとり教育の廃止にともない学習内容が増加します。
しかし、定期試験の出題傾向は基本内容の問題が中心であることに変化はありません。
通知表を上げる要因は ①定期テストの点数 ②提出物 ③授業態度の三要素です!
塾としては①の定期テストの点数を上げる学習を徹底したいと考えます。
現状の教育システムでは「良い成績=暗記の量」になっています。
覚えなければならない部分を徹底的に反復学習し、基礎基本を定着させるには暗記の時間が多く必要になります。
ただし自主学習では根気よく継続できない生徒が多いので、塾を暗記の場所として提供していきたいと思います。
*新しい学習法(教材:即アップテキスト)を導入します。
*通常の授業に加えて反復演習=暗記を取り入れます。
*定期試験の1ヶ月前位から、土日の授業を適時おこないます。